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おはようございます。
本日は敬老の日ですが、ここしばらくは休みなしで出勤中です。
ようやく秋らしい雰囲気に戻りつつありますね、もうすぐ10月だというのに暑すぎるわー。

さて。

先日の勢いに任せた「昔話」の続きを書きます。恋愛話って正直、仲の良い友達にすらしない主義で、ましてや家族になんて一切話した事ありませんでしたので、冷静になって考えると気恥ずかしくなってしまいまして。

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憧れの先輩とは全く接点のないまま2年になってしまった、と書いたのですが実際は、陸上部の先輩とその彼女は幼馴染だったようで、先輩を介して何度かお話をした程度はあったと思います。

2年になり2学期目を迎えて、異性と初めてお付き合いをする事になりました。その人は小学5年の時のバレンタインデーに告白されて、その時は他に好きな人が居るからとお断りをした方でした。2年経ってもまだ好きで居てくれた事が嬉しかったのと、周囲でも徐々にカップルが増えてきてお付き合いをするという事が恥しい事ではなくなりつつあった風潮が背中を押してくれました。(中学1年の5月に別の同級生に告白された時は、まだ同学年では付き合っている人が居なかったので、そういった関係が恥しいと思いお断りをした純情な田舎の少年でした。)

初めて彼氏彼女の関係になったからといって、特に生活自体は何も変わりませんでした。校内でおおっぴらに付き合っているというのがバレたくなかった(今思うと何故か分からないけど)ので、あまり会話も出来なかったし、一緒に帰るというのも部活動が異なる為、週1回あるかないか位で、休日も部活動だったし・・・と本当に付き合っているのかすら分からない状態でした。

そんな中、憧れの先輩との距離が急に近づいてきたのです。そのキッカケは学級委員長になり、生徒会の月一会合に参加するようになってからでした。

当時、男子の頭髪は「丸刈り」が市内の公立学校の校則に定められておったのですが、ようやく校則改正の波が訪れており、男子の頭髪に関しての校則改正が主な議題でした。私は丸刈りがとても嫌で、それだけで中学に行きたくないと思っていたので、積極的に校則改正について意見を発言していた記憶があります。

その級長会の主催である生徒会に、憧れの先輩の友達が居て、その友達を通じても話をするようになった事で、距離が近づいていったのです。それ以降、事ある毎に話しかけられていましたが、憧れの先輩とだけは積極的に話しかける事が出来なくて、向こうから話しかけてくる内容に、少し下を向きながら恥しそうに頷くだけだったと思います。

それからというもの、毎日の登下校時に先輩達から挨拶をされるようになり、部活動で校庭外周をランニングしている時に、教室から大声で「頑張って!」と言われたり、先輩グループに呼び出しされて会話したりと、恥しい思いをしながらも嬉しくて毎日が楽しくて仕方がなかったです。

当時の私は異性から、なぜかしら「可愛い」と言われる事があり、特に先輩グループからは教室の中から、外にいる私を見つけるといつも「まこちゃんー」と大声で呼ばれ、それが恥しくてモジモジしていると更に追い打ちを掛けられるという始末。ですから男として見られてたのではなく、小動物扱いだったと思いますが、私はそれを勘違いして先輩が私を「好き」なのだと前向きに受け止めていました。

・・・とまあ書いていても改めて思い出すのは、初めて付き合った彼女が居るにも関わらず、先輩への思いが日に日に増していく状況で、彼女に申し訳ないやら、先輩への思いをどうすればいいのやら、複雑な心境でした。

そんな感じで日々は過ぎ、バレンタインデーにはチョコを彼女と先輩から頂き、その上タオルも貰ったのだと思います。その時に第二ボタンを頂戴と言われ、喜んで渡しました。それからは、先輩は高校受験と卒業を控えていたので、それ以上はもう進展がないなぁと諦めていました。

その後にちゃんと話が出来たのは先輩が高校受験の結果を報告しに来た時でした。そして卒業式を迎えます。

もうこれで逢う事はないんだなぁと思うと、とてもやりきれない気持ちになりました。その日は学校で二、三言葉を交わしただけで肩を落として帰宅したのですが、どうしても言いたかった一言がいいたくなって、電話帳を調べて先輩の家に電話を掛けることにしました。今思えば当時の意気地なしの自分の中に、そんな勇気があった事自体に驚いています。

呼び出し音が鳴り、相手が出る前に切ってしまいそうな衝動に駆られつつ、このまま繋がらないで居て欲しいというそんな保身の気持ちと戦いながら、電話が繋がるのを待っていました。電話に出たのは本人ではなく、母親だったので、どぎまぎしながら先輩に繋いでもらいました。

いざ先輩に代わっても、言いたいことが中々言えずに居ましたが、勇気を振り絞ってずっと好きだった旨を伝えました。先輩は泣きながら会えなくなるのは寂しいと言ってくれましたが、かいつまんで言うと「気持ちには応えられない」でした。取り敢えず人生で初めて自分の気持ちを素直に表現出来た事が出来た事は良かったと思います。

まぁ電話を切った後、当時大好きだったB'zのアルバムを聴きながら男泣きしました。これでもかって位に。

次の日以降は当時付き合っていた彼女とも、特に進展するでもなく2回デートに行った位で普通の同級生に戻ってしまいました。彼女とは高校も同じになったのですが、同級生のそれ以上でもそれ以下でもなくの関係でした。



後日談としては、先輩の卒業後に3回程逢う機会がありました。


1回目は私の中学3年時の体育大会。私の為ではないと思いますが、先輩が応援に来てくれました。OBOGが態々体育大会程度に応援に来るなんて思いもしなかったのですが、その時に一緒に写真を撮ろうと誘われ、いきなり腕を組まれてビックリしたのと同時に、周りの目が気になってかなり焦った表情だったと思いますが、その写真が私に送られてくる事はありませんでした(苦笑)

2回目は高校に入ってバドミントン部に所属していたのですが、その時の市大会で。先輩はバドミントン部ではありませんでしたが、友達の応援に来てたらしく本当に偶然に出会いました。どんな会話をしたか記憶にはありませんので、大した会話はしていないと思います。

3回目は大学入学後すぐ。どうやら同じ大学に進学していたようでした。授業が始まる前に友達と談笑していたら、教室内に女性二人組がやってきて、クラブの勧誘活動を行っていました。大学では男女比率が9:1程度だったので、女性は結構珍しかったのですが、大学の部活動なんぞやる気が全くなかったので、あまりそちらを見ないようにしてたのです。

色んなグループに声を掛けているその二人組は、どんどんと私たちのグループに近づいてきました。聞き覚えのある声(元トゥナイトのしずかみたいな声でしたw)だったので、まさかと思いその二人組をまじまじと見てみたら、その先輩だった事に驚きました。しかしながら、あまりに驚き過ぎて彼女が私達のグループに声を掛けて来た時に、咄嗟に顔を下に向けてしまいそこから顔を上げることは出来ませんでした。

ちなみにボクシング部の勧誘だったので、友人たちも全く興味を示さず、彼女たちはそそくさと他のグループに声掛けに行ってしまったので、私が気付かれたのかどうかは定かではありませんが、以降大学でもほとんど顔を見かける事もなく、声を掛ける機会もないままそれが先輩との最後の接点となりました。


こうやって文章にすると、たいした盛り上がりもないのですが、先輩の事は大学卒業する辺りまではずっと好きで居たと思います。当時はこれでもかと言う位に気持ちが盛り上がったり沈んだり、今でも思い出せば甘酸っぱくてほろ苦い思い出です。初めての大失恋と、以降の恋愛に対するトラウマというか、自分の気持ちを表現する事に臆病になったキッカケというか。


タオル自体に今までずっと愛着がある訳でもありませんでした。そりゃ最初で最後の先輩からのプレゼントでしたので、高校を卒業する位までは部活動の地区大会等といった大事な場面には必ずそのタオルを持って行くようにしてたりしてましたが、以降は普通のタオルと同様に使用していたのです。

それでもまだタオルがくたびれる事なく、未だに現役選手なのは意識していなくてもそのタオルを大事に扱っている証拠なのかもしれません。それだけ思い出の詰まった身の回りの物品なんて、いまやそのタオル位しか残っていませんから・・・。
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【無題】
続編ありがとう。
忙しくてやっと見ました。(人のブログを巡回するのがひさしぶりです)

かなりニヤニヤしながら読みました。

B'zのアルバム何ですか?

中学時代はまさにモテ期ですね。
【Re:無題】
>続編ありがとう。
>忙しくてやっと見ました。(人のブログを巡回するのがひさしぶりです)
読んでくれてありがとうございます。
流石に自分語りってのは恥しいですね。お、さんとは付き合い長いけど
自分の恋愛話とか昔話とかしたことないから続編書くの緊張しました。


>B'zのアルバム何ですか?
確か「In The Life」っていうもう一度キスしたかったが入ってたやつです。

>中学時代はまさにモテ期ですね。
3回あると言われるモテ期は中学までに使い切った模様です><
【無題】
アルバムの件
それやと思ったのよねー。

何故かこれ読んだときに、頭にその曲が流れたもの。
さぁ、今からyoutubeで聞こう。
【無題】
操作ミスによる同内容の連続投稿ゴメン




おかげでyoutubeで遊んでしまったよ・・・


私はそんな思い出の曲ってないかも。結局こんなん聞いてニヤニヤしてるし。。。
http://www.youtube.com/watch?v=4BRhuVUanGE&feature=related

はぁ、仕事しよ。
【Re:無題】
だぶったコメント消しておきました^^

ぶんぶんは私にとっても思い出の曲です!
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